US キーボードの Mac ユーザー必須アプリ KeyRemap4MacBook が バージョンアップ & Karabiner に名称変更

Karabiner

愛用している Mac ユーザーはかなり多いと思われる、キーボードカスタマイズアプリ「KeyRemap4MacBook」。US キーボードのユーザーに絞るとさらに高確率で使っていると思われる「KeyRemap4MacBook」が、バージョンアップして、名称が「Karabiner」に変更されました。

なぜ、US キーボードだとこのアプリが必須かと言いますと、US キーボードには 「英数」キーと「かな」キーがないので、 一発で英数入力と日本語変換入力を切り替えることができないのです。「なら、JIS キーボードを使えばいいのに」と思われるでしょうが、そうすると今度は、「Commandキー(⌘)」が遠くなってしまうのです。

Mac us keyboard
US キーボード

US キーボードは、「Command」キーがスペースのすぐ隣にあります。これが JIS キーボードの場合、スペースの左に「英数」、右に「かな」があって、その隣に左右それぞれの「Command」キーが配置されています。これだと少し遠いんですよね。私の指はピアノが弾けそうなエレガントな指ではなく、短くて太い、無骨な指をしているもので。
Mac を初めて買ったときは、何も分からずに、JIS キーボードを買ったんですけど、非常に使用頻度が高い Command が打ちづらくて、幸い Mac mini だったので、1、2ヵ月でキーボードを買い替えてしまいました。それからずっと US キーボード派に所属しています。

話を戻しまして、「「Command」が近いほうがいいけど、英数 / かな の一発切り替えもしたい。」そんな US キーボード派の欲張りな夢を叶えてくれるのが、「KeyRemap4MacBook」改め「Karabiner」です。

Karabiner – OS X用のソフトウェア

さっそくアップデートしました

Karabiner 01
すでに「KeyRemap4MacBook」を使っていた場合は、アップデートの通知があるので、アップデートのお誘いに乗っかります。

Karabiner 02
Karabiner のアイコン。アップデート後は、一度手動で起動します。

Karabiner 03 AXNotifier
初回起動時に、こんなメッセージがでます。

アクセシビリティの許可が必要

Karabiner 03 AXNotifier Accessibility
上のメーセージと一緒にこんなメッセージも表示されます。
「”システム環境設定”を開く」をクリックして、アクセシビリティの設定を開きます。

Karabiner 04 AXNotifier

今回から、アクセシビリティの許可が必要になりました。左下の鍵のマークをクリックして Mac のユーザーパスワードを入力してから「Karabiner_AXNotifier」にチェックを入れて許可しましょう。
(「設定」>「セキュリティとプライバシー」を開いて、プライバシータブのアクセシビリティになります。実際にはここを開くボタン付きのメッセージも表示されたんですけど、キャプチャを撮り忘れてしまったみたいで画像がなくてすみません。 もう1台の Mac でキャプチャできたので、画像を追加しました。この段落の上の画像がそれです。)
これは「AXNotifier」に対する許可になります。許可することで以下のような効能があるそうです。

Karabiner – OS X用のソフトウェア

AXNotifierは以下のイベントを観察し、Karabinerに通知します。

  • アクティブなアプリケーションの変更。
  • フォーカスされたウィンドウのタイトル(window name)の変更。
  • フォーカスされたUIエレメントのロール(AXTextArea、AXButtonなど)の変更。

これにより、次の設定を行うことができます。

  • 特定のアプリで有効な設定。(例: ターミナルでコマンドキーを変更する。)
  • 特定のウィンドウタイトルで有効な設定。(例: Google ChromeのGmailでcommand-wを無効にする。)
  • 特定のUIエレメントのロールで有効な設定。(例: テキスト編集中でない場合はhjklキーをカーソルキーにする。)

よりきめ細かい、設定ができそうです。

US キーボード派にお勧めの設定

macOS Sierra な方はこちらを参考にしてください。

「⌘英かな」は macOS Sierra の USキーボードユーザの救世主!

2016.09.24

Karabiner 05
(クリック/タップで拡大します。)
For Japanese > 左右のコマンドキー(⌘)を「英数/かな」としても使う > 「コマンドキーの動作を優先モード v1」にチェックを入れます。
結構下の方にあるので、検索窓に「for Japanese」と入れると見つけやすいと思います。

「For Japanese」で上記のような設定をすることで、左の「Command」キーを単独で押した場合は、「英数」キーとして、右の「Command」キーを単独で押した場合は、「かな」キーとして使うことができます。
そして、「Command」キーを他のキーとのコンビネーションで使った場合は、いつも通り「Command」キーとして機能してくれます。

通常「Command」キーを単独で使うことはないので、実に素晴らしい設定です。US キーボード派の欲張りな夢を鮮やかに解決してくれます。しかも、この設定が予め用意されていて、難しいことを考えなくてもチェックを入れるだけ。これを無料で使わせていただくことができます。まさに神アプリ!このアプリが無いと心安らかに、US キーボードで Mac を使うことができません。

まとめ

「US キーボード」にすべきか「JIS キーボード」にすべきか。Mac ユーザーにはこんな議論があります。Windows からの乗り換えで初めて Mac を買うときにそのことを知っていると、かなり迷う人もいるみたいです。特に MacBook の場合、あとから変えられないので、なおさら。(変える方法もあるようだけどかなり高額。)

US派、JIS派、どちらにもそれぞれ一理ある理由がありますが、US にする理由としてよく目にするのは、「プログラミングをする場合は、US の方が JIS より記号の位置がよろしい」という理由。
「US はキートップに、かなが印字されていない分スッキリしているし、左右対称で美しい」という理由。この辺りが多いように思います。
そこに「Command キーが打ちやすい」という意見も加えて検討していただければ幸いです。


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