iPhone 6s / 6s Plus で導入された 3D Touch。プレスすることにより、色々なことができるようになったわけですが、急にプレスしろと言われても、実際にやる操作としては、正直なところ今までの長押しとさして変わらないのですよ。
プレスのことだけ語っている時は、加減が云々とか、浅くプレスだの、深くプレスだの言っておれば良いのですが、そのまま操作すると、途端に長押しがうまくできなくなったりしませんか?
プレスは上手になったけど、長押ししようと思ったら、今度はプレスになってしまい、今まで散々やってきた長押しがうまくできなくなるという…。
そこで、長押しとプレスについて新しい提案を。
長押しは間違いだった
私のスマートフォン歴は、Windows Mobile に始まり、Android、iOS と渡り歩いてきましたが。いずれも長押しなる操作があり、私自身もずっと長押しと言う表現を使ってきましたが。これが間違いであるとの結論に至りました。
長押しではなく、長触り!
プレスの仕方を試行錯誤するのではなく、長押しの認識を改めることで、すんなんりと思い通りの操作ができるようになりました!
実際、iPhone 5s など 3D Touch を搭載していない iPhone でも、長く触れば今まで長押しと言っていた操作ができます。
iPhone のホームで、アプリのアイコンを長押しすると、アプリを移動したり、削除したりできますが。
寝る前に iPhone をいじっていて、寝落ち寸前の状態になり、意図ぜずにアプリを削除してしまったり、アプリが移動していたりしたことはありませんか? そんな時に、強く押したりしていないはずです。たまたま同じところを、長時間触ってしまっていただけだと思います。
要するにそういうことだったんです。プレスと言う操作が加わってややこしくなったわけではなく。そもそも長押しじゃなかったんです。長く触ればよかったんです。
結論を言ってしまいましたが。この結論に至る過程も、良ければ続けて読んでくだされ。
長押ししようとして、プレスになってしまう
3D Touch には非常に感動していて、積極的にプレスしたいのですが。コツをつかむまでは、長押しのメニューを出そうとして、プレスになってしまいイライラすることもしばしばありました。
Reeder のフィードリストで長押しして、既読にするメニューを出すつもりが。
プレスになってしまい、Peek。
Tweetbot のリンクで長押しして、シェアシートを出すつもりが。
プレスになってしまい、Peek。
このままでは、せっかくの 3D Touch が誤操作の原因になってしまっている…。
そもそもプレスって?
英和辞書を引いてみました。
プレスとは、押すことです!
3D Touch で言うところのプレスは、どちらかというと。この辞書の2つ目に書いてある「圧力を加える」と言うニュアンスだとは思いますが。実際に iPhone を操作するときにやることぁ一緒です。
ディスプレイに圧力を加えるために、指で何をするかと言えば、押すわけです。押せば、当然タップするよりその操作は長くなるわけで、結果とし長押ししているのと一緒です。
結局、言葉にしてしまうと、長押しもプレスも一緒です!
Google 翻訳で「長押し」は? と問えば、「Long Press」と言われます。
どうりで長押しもプレスも言葉で区別なんかつかないし、言葉から実際の操作が連想しづらかったわけです。そもそも同じなんだから。プレスすなわち、長押し!
まとめ
長押しは間違い。これからは実際の操作としては。
- プレス = 今までの長押しと同じ
- 今までの長押し = 長触り!
言葉にするとやっぱりややこしい…。
しかしこのように考えると、プレスの実際の操作は今までもあった操作方法。長押しは、今まで間違えていたから直そう。といった感じで、整理できると思います。
ちゃんと操作できるようになると。やっぱり 3D Touch は素晴らしい!