
iPhone 5s から iPhone 6s に機種変更しました。実に約 2年ぶりの機種変更。こんなに長く 1つのスマートフォンを使ったのは、初めてです。
昔は新機種が出ると新しい機能が次々に追加されて、新しい機能を使いたいのもあるけど、そもそもスペックが低かったから買い換えると劇的な変化があって、ついつい取っ替え引っ替えしてしまっていましたが、良い時代になったものです。2年間、致命的な不満がなく使えるのですから。
デカイ!

6s Plus ではなく、6sへの機種変更です。キャリアは au です。一時期は全くスマートフォンを出す気配もなく、乗り換えようかと思っていたこともありましたが。社長が田中プロに変わってからいい感じなので、au 続行です。
6s Plus はデカすぎて無理だと思って、6s にしました。それでもデカいです。5s からの乗り換えなので、とても大きく感じます。

重ねると意外と僅かな差なんですけど。

落とす心配がないような持ち方だと、下のボタンでも反対側は届かないです。もう少しで届く感じだから、完全に私の手が小さい & 指が短いせいもありますが…。

一応頑張れば届くんですけど、手のひらには角しかかかっていないし、後ろに回っているのは小指、薬指、中指の 3本で、しかも届く範囲が下半分に偏っている。かなり不安定。この状態の時に満員電車でぶつかられたら落としそうです。

以外だったのが、右手で持った時の左上の方が、左下よりも安心感がありました。

左上のボタンをタップするときは、わりとホールドできているんですけど。

左下のボタンをタップするときは不安定極まりないです。
iPhone 6 / 6 Plus から、ホームボタンを 2回タップすると、画面が下に下がってきますが、上下左右のどこに寄せるか選べたら良かったのに。(でも上はないか。)
この辺りは慣れと、使い込んでコツを掴んだら改善するかもしれませんが。でもデカいです。iPhone 6s が 4.7インチだから、私の手だとたぶん 4.5インチぐらいだったら、取り回しやすさと、大きいディスプレイの快適さをバランスよく享受できたのかもしれない。
こんな感じなので、片手でフリック入力すると、iPhone に角度がついてしまって、上にフリックしたつもりが、右フリックなってしまったり、誤入力が増えました。
その反面、両手でフリックするときは、大きくなった分フリックしやすいです。
光学手ブレ補正と、ランドスケープモード対応アプリを諦めて、6s にして正解だった。6s Plus だと、両手でないと出来ないことが多すぎて、満員電車では使えない気がする。
RAM 2GB は素晴らしい!
iPhone 6 / 6 Plus をスキップした最大の理由が、RAM (ストレージじゃない方のメモリ) が 1GBだったことです。今年はデザインの変更は無いはずの年だから、デカイのは甘んじて受け入れるとして、RAM が 1GBのままで無いことを祈っておりました。とっくの昔に 1GBでは満足できなくなっています。
みごとに iPhone 6s / 6s Plus の RAM は 2GB!
すべてが快適です。
山か? と思うぐらい動かなかった Evernote が、動いています。Mac ではわりとヘビーに Evernote を使っていますが。iPhone の Evernote はいつまで経っても動かないから、使う頻度がどんどん下がっていっていました。
夢が広がりました!
しかし、iPhone 6s ですら、もたつく時があるし。そもそも今回は、iPhone のスペックが上がっただけなので、Evernote にはさらなる改善を期待します。
Touch ID の精度がびっくりするほど向上している

爆速です。
スリープだけ解除して、ロック画面で時間や通知を確認するのが困難なほど速いです。スリープを解除するために指で押すと、ロックも解除されてしまいます。爪で押しましょう! もしくは普通にスリープボタンで。
Touch ID 大好きなので、これは素晴らしい。5s の Touch ID は、少し指が湿っていたり、ホームボタンが曇っているだけで解除できなくて、イラッと来ることもありましたが、6s の Touch ID はパーフェクトです。
いずれ、ロックを解除したいのか、スリープを解除してロック画面を見たいのかまで判断してくれるようになったら、より完璧だと思いました。ますます「Apple Pay」はいつ日本で開始するの? と言いたい。
3D Touch に未来を感じた
クイックアクションたち
軽くプレスすると幸せになれると話題のアレです。
3D Touch は RAM 2GB と並んで、iPhone 6s を欲しいと思った機能のひとつですが。まだ対応アプリが少ないので、これは未来を感じられただけで、今はよしとしておきます。

例えば。純正のメールアプリでメールを軽くプレスすると、メールの内容をチラ見できます (Peek) 。さらに深めにプレスすると、メールが実際に開きます (Pop)。
Peek はチラ見するだけでなく、スワイプすると実行可能なメニューが表示されます。
右にスワイプして、開封または未開封に。
左にスワイプして、アーカイブまたは削除。
上にスワイプすると。さらにメニューが表示されます。
ちょっとした機能に素早くアクセスできるというものが殆どで、iPhone 6s の動作が早いこともあって、今までどおりの操作でストレスを感じることもなく。なくなてはならないと言えるほど、3D Touch を活かした機能にまだ出会えていませんが、未来を感じることはできました。
情報収集に主に Reeder を使っていますが、大量のフィードを全部見るような時間はないし、お気に入りのサイトだからといって、全ての話題に興味があるとは限らないので、タイトルだけ見て既読にするような事も多いです。Reeder が 3D Touch に対応してくれると個人的には嬉しかったりします。既読にするか迷った時に、Peek でチラ見したい。
OmniFocus は、ホームアイコンのプレスでメニューが出てくる「クイックアクション」に対応しています。
まとめ
iPhone 5s で不満だったメモリ不足も解消したし。VoLTE が使えるようになったことで、油断した隙に 3Gに落ちることも無くなったし。3D Touch のような新機能も楽しめる。iPhone 6s、満足度高いです! iPhone 6 を我慢した甲斐がありました。
こんなのも、書きました。
余談ですが
実はせっかく初めて 2年間使ったので、11月分まで期間が残っていたキャリアの割引を使いきってから機種変更しようと思っていました。しかもこのところ、5s の調子が悪くて、Apple Care+ がまだ有効だったため、修理が必要かも見てもらってからにしようと。
具体的には、使っている時に急に固まってしまって、リセット (スリープボタンとホームボタンを同時に長押し) するしか無くなったり、気が付くと電源が落ちていたり (この場合もリセットしないと起動しない)、突如ブルー・スクリーンになったり…。
また、明らかにバッテリーの持ちが悪くなっていました。
で Apple Store 表参道の Genius Bar を予約して、確認してもらったところ。
端末には全く問題がないどころか、約 2年間ガツガツ使ったにも関わらず、バッテリー充電可能容量は、90%以上を維持していました!びっくりした。
私は iPhone に限らず、スマートフォンを激しく落としたり、水没させたりして壊したことが 1度もありません。バッテリーまで上手に使っている私に、Apple Care は必要なのだろうか?
でジーニアスといろいろ話していたら、在庫あるし、キャリアが発行したクーポンも使えることが分かったので、その日の内に機種変更してしまいました。
全然知らなかったんですけど、キャリアが発行したクーポンでも Apple Store で使えるんですね。
ちなみに iPhone 5s の不調の原因ですが。ジーニアスいわく、Evernote と Pushbullet がかなりの頻度でクラッシュしているため、iOS がそれに引っ張られているのではないかとのことでした。一度 iPhone を復元すると、改善するであろうと。
ただ最近は Evernote も Pushbullet もそれほどクラッシュしていなかったような気がするから、過去においてトータルで頻度が高かっただけで、犯人は別のアプリかも知れません。