最近は、Facebook や Twitter、Google+ など SNS を、情報収集のためのツールとしている方が多いと言われます。そのため「フィードリーダーはもう終わった。」という話を定期的に目や耳にします。しかし私は、フィードリーダーはまったく終わっていないと思っております。
私の主な情報収集のツールは、いまもフィードリーダーです。フィードリーダーを使うようになって、もう8年目です。
8年もの長きにわたって、私の情報収集を支えてくれています。そんなフィードリーダーですが、SNS よりお手軽でないことは否めません。
聞いたことはあるけど、なんだかよくわからないという方の手助けになればと思って、フィードリーダーについて書いてみました。
Reeder 2 for Mac の Public Beta 公開!
先日はこんな記事を書いたり、「祝!Reeder 2 for Mac Public Beta リリース!」と個人的に盛り上がっているだけだったりもします。
フィードとは?
フィードとは、ウェブサイトの更新情報を配信するための仕組みです。フィードにもいくつか仕様があり、代表的なものが RSS や Atom です。
例えばブログのフィードだと、そのブログが更新されたときに、ブログの全文もしくは抜粋を配信してくれます。ちなみにこのブログは全文配信しています。
お気に入りのサイトやブログを訪問してみたら、更新されていなかったという事態を避けることができます。全文配信されていれば、そのまま全部読めます!
どうやって使うの?
ブログやウェブサイトに、よくこんなアイコンが設置されています。見たことがある方も多いと思います。
上は Feedly というサービスに登録するための専用ボタンで、下は通常のフィードリーダーに登録するためのリンクです。これをフィードリーダーのアプリやウェブサービスに登録します。
(上のアイコンはこのブログのフィードです、よろしければご登録下さい。)
Reeder for Mac
Reeder for iPhone
フィードの登録先として、アプリ単体に登録する方法と、いずれかのサービスに登録する方法があります。
アプリ単体に登録してもよいのですが、ウェブサービスを使ったほうが、どこまで読んだのか、そのサービスを通じて、同期されるので、おすすめです。
例えば、ウェブサービスの Feedly に フィードを登録します。
これをまず、iPhone の Reeder で読みます。次に Mac の Reeder から読みます。
このとき、iPhone ですでに読んだ記事は Mac でも既読の状態になっています。
これはどこまで読んだのかという情報を、Feedly を通じて、iPhone と Mac で共有できるからです。
またフィードのデータが、そのサービスのサーバにあるため、アプリ側では登録したサービスにログインするだけです。
そのため、お気に入りのアプリが見つかるまで、アプリを取っ替え引っ替え使ったり、同時に別のアプリを使ったりできて、便利だし楽です。
どのサービスを使うか?
以前は Google に Googleリーダー というサービスがあって、フィードリーダーのウェブサービスではダントツの人気でした。といいますか、フィードリーダーといえば、Googleリーダーがデファクトという状況でした。そんな状況にもかかわらず、昨年、突如サービスを終了しました。
あの Google がサービスを終了したので、これも フィードリーダーはもう古いと言われる理由のひとつだったりします。
その後は Feedly というサービスが人気で、対応アプリも豊富です。そんな情勢から、とくにこだわりがない場合は、Feedly が無難だと思います。ログインも Googleアカウントで認証するので、Googleアカウントを持っていれば、すぐに使えます。
どのアプリを使うか?
私は「Reeder」というアプリが、とても気に入っているので、アプリは「Reeder」をおすすめします。 Reeder に出会うまではいろいろなアプリを試しましたが、Reeder に出会ってからはすっかり Reeder 一筋です。
Reeder の魅力については、また別の機会にしようと思います。
で、どうなるか?
イメージ図です。
フィード一覧
記事一覧
記事
このように、情報が向こうからやってきて、そのまま読めてしまいます。
まとめ
この記事だけだと、使っていない人には、まだ説明が足りない気がしますが、ずいぶん長くなってしまったので、フィードリーダーのメリット、デメリット、運用の仕方などは、また別の記事にしようと思います。
今回は、フィードリーダーで情報収集するための、はじめの一歩ということで。
最後にReederの入手先です。
Mac 版 Reeder は現在 Beta です。
Mac も正式版がリリースされました。
iPhone、iPad はユニバーサルアプリで App Store から購入できます。