iCloud フォトライブラリも、わりと楽しみにしていました。と言いますのもデジカメも持っていないし、写真はもっぱら iPhone で撮影。しかも写真に関しては全くこだわりがなく、ある程度綺麗に撮れていて、ちゃんと保存できていればよい。というライトユーザですので。
iCloud は、アプリの設定の同期やアプリに必要なデータの同期以外は、フォトライブラリで使ってしまおうかなというもくろみです。
しかし、今のところ Mac では iCloud.com から使うしかないというし。どんな感じになるのか想像できなかったので、ひとまずメインのデバイスとしては退役している iPhone 4S で試してみました。
iCloud フォトライブラリを有効にする方法
ちなみに、iCloud フォトライブラリは現在ベータです。
iCloud フォトライブラリを有効にする
設定アプリから iCloud を開きます。そして、「写真」をタップ。
すると「iCloudフォトライブラリ (Beta)」を有効にするメニューがあるので、有効にします。
iCloud.com の「写真」で確認
Mac の iPhoto で確認
これはどうなるのか気になっていたのですが。「iCloud > 自分のフォトストリーム」に同期され、「2014年10月のフォトストリーム」にちゃんと保存されていました。
これなら全ての iOS 端末で iCloud フォトライブラリを有効にしてもよいかなとも思いましたが…。
iTunes を通じた iPhoto との同期ができなくなる
これまでは iTunes を通じて iPhone に iPhoto の写真を同期できました。下は、iCloud フォトライブラリを有効にしていない iPhone 5s。
iPhoto で作成したアルバムやイベントなどを iPhone に同期することができます。
こちらは、iCloud フォトライブラリを有効にした iPhone 4S。iCloud フォトライブラリを有効にすると急に iTunes がつれなくなります…。
iPhoto と同期してよ。
Mac の iPhoto と Aperture は、今後は来年前半リリース予定の Photos というアプリに変わるそうです。
Apple、Mac用Photosアプリをプレビュー、2015年前半リリース予定 | マイナビニュース
そっと、もとに戻しました
iCloud がハブになるのは構わないのですが、あくまで母艦は Mac にしておきたい。データの管理は Mac ありきで、その一部を iPhone や iPad に持ち出すという使い方をこれからもしたいのです。
そんな私は、そっと iCloud フォトライブラリを無効にしました。
Mac の Photos がリリースされるまで我慢します。
まとめといいますか、余談といいますか
先日の iCloud Drive の件といい。最近は先に iOS に提供して、Mac は後からみたいなことが増えてきました。
スマートフォンやタブレットは、Mac の補助として考えている身としては哀しいものがあります。
時代の流れなのですかね?
追記:OS X 10.10.3 がリリースされて、“写真” (Photos) が使ええるようになったので、iCloud フォトライブラリを使い始めました。