
「iPhone がコンピュータから取り外されたため、iPhone”xxx”をバックアップできませんでした。」というエラーを解決したのも束の間。
今度は「iPhone”XXX“を同期できません。不明なエラーが発生しました (1723) 。」と言うエラーで同期に失敗しました。
このエラーは、写真の同期まわりで発生するエラーらしいのですが、確かに以前から写真の同期に時間がかかったり、失敗することがありました。大抵、iPhoto を終了したり、iTunes を起動しなおしてから同期するとうまく行っていましたが、とうとう同期できなくなってしまいました。
iPhoto のライブラリに問題がある場合にこのエラーが発生するそうです。
iOS のアップデートおよび復元に関するエラーを解決する – Apple サポート
この中には、エラー1723 はなくて。
こちらが参考になりました。
[備忘録]iTunseで同期時、不明なエラー1723が出た時の対処法 | UV Work
iPod Photo Cache を削除する
iPhoto ライブラリ内にある「iPod Photo Cache」と言うフォルダを削除することで、解決します。

iPhoto ライブラリを右クリックして「パッケージの内容を表示」メニューから iPhoto ライブラリを開くと「iPod Photo Cache」があります。このフォルダを削除することで、無事 iTunes で iPhoto の写真を iPhone に同期できました。

なんと、4.09GBもありました。iPhoto ライブラリが全体で 20.06GBで、そのうちの 4.09GBがこの「iPod Photo Cache」でした。凄くでかいな。
iPod Photo Cache とは
iTunes:「iPod Photo Cache」フォルダについて – Apple サポート
iTunes を使って、iPhone、iPad、iPod に写真を同期すると作成されるフォルダで、デバイスに最適化されたサイズの写真が保存されるそうです。
また、削除しても元の画像はライブラリから削除されず、次に写真を同期した時に再び作成されるとのことです。
更に、こちらで。
iTunes:写真を同期できない – Apple サポート
iTunes で写真の同期ができない場合の対処法の 1つとして紹介されていました。
Apple 公認の対処法と言うわけですね。
まとめ
私の iMac の iPhoto ライブラリにあった iPod Photo Cache の作成日は、2010年でこの iMac を購入するより前の日付でした。たぶん、前の Mac mini からコピーして使っているからだと思います。その間に、iPhone と同期しなくなった写真もあるけど、iPod Photo Cache にはキャッシュが残っていて、4.09GBまで肥大化していたものと思われます。
この「iPod Photo Cache」と言うフォルダは、エラーがでていなくても Mac のキャシュフォルダと同じ感覚で、メンテナンスとして定期的に削除しても良いかもしれませんね。