Joe Moss | Official Johnny Marr より
現在、51歳 (もうすぐ 52歳) のジョニー・マーが、17歳の頃からお世話になっていて。The Smiths の最初期のマネージャーでもあるジョー・モスが亡くなられたそうです…。
言葉もありません。ただ切ないと…。
正直なところジョー・モスについては、昔にこの本を読んで知った程度なので、多くを語る資格は無いのですが。ジョニー・マーがデビュー前に服屋で働いていた頃に出会って、The Smiths のデビュー前後もマネージャーとして支えていた方ということは、知っていました。それでも、ジョニー・マーの恩人であるならば、私の恩人でもあります。
なぜなら、ジョニー・マーの音楽に何度も救われていますから。
そのジョニー・マーの今があるのが、ジョー・モスのおかげであるならば、私の大恩人でもあるわけです。
これは、仕方がないことかもしれませんが。自分が若い頃に影響を与えてくれた人や、その時代を作ってくれた人が亡くなるのは、例え会ったことがない人だとしても、とても寂しいです。とてつもなく寂しいです。
しかも自分の大好きなジョニー・マーを、育てたと言っても良い人なわけで…。
Twitter を見ていて、初めは何故ジョー・モスが流れてくるのだろうと思っていたのですが。
The great Joe Moss. https://t.co/i19HjhjrNj pic.twitter.com/iDpcPcJG24
— Johnny Marr (@Johnny_Marr) 2015, 10月 23
ジョニー・マーのこのツイートで分かりました。
リンク先は、ジョニー・マーのオフィシャル・サイトでした。
Joe Moss | Official Johnny Marr
ここで亡くなられたことを、理解しました。
日本語ではこちらで、ジョニー・マーのコメントを読むことができます。
「17歳の頃から面倒を見てくれていたんだ。俺がモリッシーの『扉を叩いた』のは、ジョーのおかげだよ。彼は、まだザ・スミスが無名の頃から、自分のお金と時間を俺たちに費やしてくれた。彼が俺たちを信用してくれたから、バンドをやっていけたんだ」
「彼がいなかったら、ザ・スミスは存在していなかっただろう。彼はビートニク世代の人間で、生粋のボヘミアンだった。みんなから尊敬され、誰もが彼のことを愛さずにはいられなかった。かけがえのない人だった」
ジョニー・マー、亡くなったザ・スミスの元マネージャーのジョー・モスに哀悼の意を捧げる | NME Japan
The Smiths の初期だけではなく。最近もジョニー・マーのマネージャーを務めていました。また、現在ジョニー・マーのバンドで活躍している、ベースの Iwan Gronow と ドラムの Jack Mitchell が、ジョニー・マーのプロデュースでデビューしたバンド Haven のマネージャーでもありました。
現在のジョニー・マーのバンドにとっても、非常に関係の深い方でした。
まとめ
自分の親が無くなったかの如く寂しいです。会ったこともないですけど。でも先程も述べたとおり、私の恩人の恩人ですから。
17歳で出会った人と、一度は別の道に至り、再会してまた一緒に活動し、いろいろな苦難を経験した 50歳を過ぎても、いまだ尊敬できているのですから…。
ジョニー・マーの心中たるや…。
人間、いずれは死ぬのですが。それが、今だったのか。とは、なかなか割り切れないですよね。
寂しい…。
会ったことも無いのに、なぜこんなに寂しい気分になるのだろう…。