Mac を使い始めた頃は、システム環境設定のアイコンを Dock に入れていましたが。だんだん好みの設定も固まってきて、そこまで頻繁に開かなくなったので、今は Dock に入れていません。
しかし今でも、システム環境設定に設定パネルを追加するアプリをインストールした時などは、設定が決まるまでシステム環境設定を頻繁に開くこともあります。こういう場合に、毎回メニューバーのリンゴマークや、アプリケーションフォルダからシステム環境設定を開くのも面倒です。
そんな時は、キーボードショートカットで開くと、少しだけ幸せになれます。
システム環境設定を開くキーボードショートカット
Mac のシステム環境設定は、Option キーとファンクションキーの組み合わせで、関連する設定パネルを開くことができます。
しかし、全てのファンクションキーが使えるわけではありません。
使えるキーは、次のものになります。
- Option + F1 or F2 : システム環境設定の「ディスプレイ」パネルを開く
- Option + F3 : システム環境設定の「Mission Control」パネルを開く
- Option + F10 or F11 or F12 : システム環境設定の「サウンド」パネルを開く
OS X のバージョンによって、過去には違うショートカットもあったみたいですが。上記のショートカットは、OS X 10.10 Yosemite で確認しています。
例えば、「Option + F3」で Mission Control の設定パネルが開きます。
これは「ディスプレイパネル」「Mission Control パネル」「サウンドパネル」以外を開きたいときには、少し残念なんですけど。開いた時点で「検索」にフォーカスがあるはずなので、検索しちゃって下さい。もしも「検索」にフォーカスがない場合は、「Command + F」で検索できます。
または、システム環境設定で「Command + L」が「すべての環境設定を表示」のショートカットになります。これでシステム環境設定のトップに移れます。
また、このキーボードショートカットを使う上で、一点注意が必要です。
キーボードの設定で「F1、F2 などのすべてのキーを標準のファインクションキーとして使用」にチェックを入れている場合は、このキーボードショートカットを使う時は一緒に、「fn」キーも押して下さい。つまり Mission Control なら「fn + Option + F3」になります。
まとめ
私は、いついかなる時もマウスやトラックパッドよりキーボードショートカットの方が速いとは思っておらず、状況次第だと思っています。
特にこのキーボードショートカットは、目的の設定パネルを一発で開くわけではないので、本当に状況次第です。
しかし状況次第だからこそ、知っておくとキーボードショートカットの方が速い場面で活きてきますので、覚えておいて損はないと思います。
余談ですが、わたくし Mac のキーボードといえば、US キーボードを推しております。理由としては、Command が打ちやすいから。
そんなわけで、初めて Mac を買う友人に相談された時は、JIS キーボードと記号の位置などが違うことを伝えた上で、US キーボードを勧めております。