たまに強制終了してもできていなくてずっと居座り続けているアプリが原因で、Mac を再起動しようとすると上のような警告が表示されることがあります。
しかしすでにそのアプリは何度も強制終了しているのです。こうなってしまうと、再起動どころか、終了もログアウトもできません。
この症状、昔からあったんですけど、私の環境では El Capitan の時はあまりなくて、Sierra になってからちょいちょい発生しています。
ずっと電源ボタンを長押しして Mac 本体を強制終了するしかないと思っていたんですけど、回避策がありました。
症状
この症状に遭遇したことがない方は、「該当のアプリを強制終了したらいいじゃない」と思うかもしれませんが。それができないから困りものなのです。
Dock の右クリックメニューから強制終了しようが。
Command + option + Esc でアプリケーションの強制終了を開いて、強制終了しようが。
こうなってしまったアプリは強制終了することができず、ゾンビのように居座ります。
ちなみにこの状態になると、そのアプリは起動することができず使用することもできません。
どうにもならないので、今までは電源ボタンを長押しして Mac そのものを強制終了していましたが。最近かなりの頻度で発生していて、毎回 Mac を強制終了するのも気分のいいものではないので、調べてみたところ対処法がありました。
WindowServer を強制終了する
この状態になってしまったら、WindowServer を強制終了させます。
WindowServer を強制終了させるには「アプリケーション > ユーティリティ」からアクティビティモニタを起動します。
そして右上の検索窓に「Window」なんて入れると、WindowServer がすぐに見つかります。
WindowServer を選択したら左上の終了ボタンをクリックします。
そして「強制終了」をクリックします。
すると WindowServer が強制終了され、続いて強制的にログアウトされます。
WindowServer が描画を司るプロセスゆえに、こんな効果があるみたいです。
これで Mac を再起動するなり、終了するなりできるようになります。
Mac を再起動や終了したいわけではなく、使いたいアプリがゴースト化してしまったのを解消したいだけの時も使えます。その場合はこのままログインしてください。
まとめ
参考
アプリを強制終了させることができず、ログアウトさせることもできなくなった時の対処法 – Macの手書き説明書
この方法、こちらのサイトで知りましたが。どうも Yosemite の時に多かったみたいです。私の環境では特に Yosemite の時に酷かった印象はなく、前からあるけど Sierra になってから多い印象です。
根本的な問題はなんなんだろう?