All-in-One WP Migration を使って WordPress のサーバを移転する手順

All-in-One WP Migration

このブログのサーバをこれまで利用していたさくらのレンタルサーバ スタンダード から MixHost に移転しました。
当初は移転先にエックスサーバー を考えていたんですけど、調べてみたらなんだか MixHost が魅力的だったので、MixHost にしてみました。

MixHost のサービス開始は 2016年 6月 22日と、まだ運営期間が浅いです。その点はさくらのレンタルサーバやエックスサーバの方が安心感があるんですけど、新しい技術を積極的に取り入れていたり、SSL への対応が簡単そうだったのでつい手を出してしまいました。
もし何かあったら次はエックスサーバにしてみます。
All-in-One WP Migration のおかげで、サーバの移転もそれなりに楽できることがわかったので。

その辺りはまた今度にして、今回の本題に入ります。

All-in-One WP Migration とは

WordPress プラグイン All-in-One WP Migration を使うと、データベース、テーマファイル、プラグイン、画像などをエクスポート、インポートすることができ、比較的簡単にサーバを移転することができます。
サーバの移転時だけではなく、バックアップとしてデータをエクスポートして、リストアすることもできます。

そんなありがたい WordPress プラグインです。

All-in-One WP Migration の使い方

主に WordPress で運営しているブログのサーバを、無料の機能のみで移転する場合を前提に紹介します。

All-in-One WP Migration を無料で使う場合の制限事項

作業の前に制限事項の確認も。

All-in-One WP Migration を使うとかなりお手軽に WordPress のデータをエクスポート、インポートしてサーバの移転を行うことができるんですけど、512MB 以上のデータをインポートする場合は有料 ($69)となります。

ただしこの制限は、画像データを FTP アプリなどで手動でダウンロード、アップロードすれば、たいてい回避できると思います。そんなわけで今回はこのプラグインを提供してくれている ServMask に感謝しつつ無料の機能の範囲で使わせていただきました。

All-in-One WP Migration を WordPress にインストールする

All in One WP Migration innstall 01

まずは移転元、移転先共に WordPress の管理画面のプラグインから「新規追加」を開き、「All-in-One WP Migration」を検索してインストールしてください。

All in One WP Migration innstall 02

インストールできたら有効化します。

移転元で WordPress のデータをエクスポートする

無用なトラブルを避けるためにエクスポートする前に、移転元、移転先、共に WordPress をアップデートして、最新かつバージョンを揃えておいた方が良いかもしれません。あとは無料の範囲で利用する場合は 512MB に収まるおように、不要なデータはあらかじめ削除しておきましょう。

All in One WP Migration Export 01

インストール、有効化するとサイドバーに All-in-One WP Migration のメニューが現れますので、Exportをクリックして「EXPORT SITE」の操作画面を開きます。

All in One WP Migration Export 02

ここでは「Advanced options」の設定と「EXPORT TO」を利用します。一番上の「Find 〜」でデータベースの内容を置換することもできますが、今回はドメインの変更はないし、その他のこともここで変更するのは怖いのでこれは使用しません。

All in One WP Migration Export 03

「Advanced options」をクリックして開いた項目から「Do not export media library (files)」にチェックを入れると、メディアファイルを除外することができます。これによりたいていの場合、512MB のインポート制限を回避することができると思います。

そして「EXPORT TO」で「FILE」をクリックしてエクスポートを開始します。Dropbox や Google Drive などは有料のオプションとなります。日常的にバックアップで使用する場合は、オンラインのストレージにエクスポートするのも魅力的ですが、サーバ移転のための一時的な作業であれば、作業をしている Mac などローカルにダウンロードできれば十分です。

All in One WP Migration Export 04

「FILE」をクリックすると、エクスポートするファイルの作成が始まります。

All in One WP Migration Export 05

この画面になると「DOWNLOAD [ドメイン名]」の記載のある緑の枠のところが点滅して、ダウンロード可能な状態となります。
試しにメディアファイルを除外せずに、実行してみましたが、更新頻度の低いこのブログでも 512MB を超えていました。

All in One WP Migration Export 06

そんなわけで、メディアファイルを除外してやり直し。239MB に収まりました。

「DOWNLOAD [ドメイン名]」をクリックして、ダウンロードする場所を指定して保存してください。
すると「beadored.com(このブログのドメイン名)-20170319-105624-899.wpress」というファイルがダウンロードできます。これが後ほどインポートするファイルとなります。

移転先で WordPress のデータをインポートする

All in One WP Migration Import 01

今度は All-in-One WP Migration のサイドバーメニューから、Import をクリックして「IMPORT SITE」の操作画面を開きます。

All in One WP Migration Import 02

「IMPORT SITE」を開くと「Maximum upload file size: 512MB」の記載があります。512MB を超えているけど、FTP アプリなどを使用して回避するのが面倒な方や、複数のサイトを移転する必要があり、手動でなんかやってられない方は「GET UNLIMITED」のリンクからライセンスを購入することができます。

All in One WP Migration Import 03

インポートの手段に「FILE」を選択して先ほどエクスポートした拡張子が「.wpress」のファイルを選択します。

All in One WP Migration Import 04

するとインポートが開始します。

All in One WP Migration Import 05

インポートが完了すると、データベース、メディアファイル、プラグイン、テーマを上書きしても問題ないか確認するメッセージが表示されます。次のプロセスに進む前にバックアップがあるか確認を求めていますが、今回は移転先のデータが空の WordPress にインポートするので失敗してもなんの問題もないため迷わず「CONTINUE」で次に進みます。

All in One WP Migration Import 06

データの置き換えが始まりました。「STOP IMPORT」というボタンが表示されますが、この段階でやめた場合にどうなるのかは不明です。

All in One WP Migration Import 07

「Your data has been imported successfuly!」というメッセージが表示されたら完了です。

パーマリンクの設定を再度保存するように促されたので、理由はわかりませんが素直に従って完了しました。

おまけ

All-in-One WP Migration を使ったバックアップとリストア

All in One WP Migration Backups 01

All-in-One WP Migration でエクスポートすると、エクスポートしたサーバにそのデータが保存されます。All-in-One WP Migration のサイドバーメニューの Backups からアクセスできます。

All in One WP Migration Backups 02

そのデータを利用してサイトを復元することができます。今のところ自動で定期的にバックアップするような機能はないみたいですが、ダウンロードもできるし、大幅な変更を加える前なんかのバックアップ手段として使えそうです。

またこのような用途に使わない場合は。サーバの容量を使ってしまうので、ここから削除しておきましょう。

FTP アプリでの画像のアップロードとサムネイルの再作成

おまけというか余談的な話ですが。私は今回、メディアファイルは FTP アプリなどを使用した手動のダウンロードではなく BackWPup というプラグインを利用して、サムネイル画像を除外してバックアップし、バックアップしたデータを FTPアプリでアップロードしてから、 Regenerate Thumbnails というプラグインでサムネイルの再作成を行いました。

WordPress のテーマファイルを変更して既に使っていないサムネイルファイルもあったので。この方が引っ越しついでにいらない画像データが整理できてスッキリすると思いまして。Regenerate Thumbnails を実行するとサーバの負荷が高くなりますが、移転してネームサーバを変更する前に済ませておけば問題ないと思います。

mixhost

まとめ

サーバの移転はずいぶん前から考えていたんですけど、めんどーくさいし、失敗するの怖いしで。ちょいちょい情報収集しつつ、ずっと実行せずにいました。しかし主要なブラウザが SSL に対応していないと徐々に嫌な感じの警告的な表示をするようになって。今は気にしていない人には気づかない程度ですが。今後 SSL じゃないだけで警告しそうな勢いです。せっかく見にきてくれた人に安心して見てもらいたいじゃないですか。
でもさくらのレンタルサーバだと SSL に対応するためのハードルが、私にとっては結構高かったので…。思い切って簡単に SSL に対応できる MixHost に移転してみました。

サーバ移転の主な理由はそんな感じだったんですけど。作業として一番めんどーなデータの移行は、All-in-One WP Migration のおかげで、ずいぶん楽に済ませることができました。

今回はサイトデータを簡単に移行できる WordPress ブラグイン「All-in-One WP Migration」の使い方をメモしました。しかし実際にサーバを移転するときは、データの移行以外の作業も必要です。その辺りは別の機会にメモしたいと思います。

参考

元々こちで知っていたんですけど
All-in-One WP Migration – WordPressのサーバー移設が簡単にできるプラグイン | ネタワン

MixHost のヘルプセンターにも All-in-One WP Migration を使って移転する方法が紹介されていました。
WordPressの他サーバーからの移転方法(All-in-One WP Migrationを使用) | mixhostヘルプセンター
また MixHost には WordPress移転代行サービス というオプションサービスがあり、1サイト4,980円で代行しているそうです。

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2 件のコメント

  • お世話になります。
    色々見てこちらにたどり着きました。

    上記の様にやってみたのですがエクスポートで
    エラーが出てダウンロード出来ませんでした。

    Unable to export
    Out of disk space. Unable to write content to file. File: /home/○○○/○○○.wp.xdomain.jp/public_html/wp-content/plugins/all-in-one-wp-migration/storage/1fjohlhfp6za/cazz.wp.xdomain.jp-20170812-120314-245.wpress

    何かルート的なもが間違って居るのでしょうか?
    パーミッションも変更してみましたがだめでした。

    何か分かればご教授下さい。よろしくお願いします

    • コメントありがとうございます。

      簡単に調べて見たのですが。
      全く同じエラーを見つけられませんでした。

      All-in-One WP Migrationはエクスポート先に「FILE」を選んだ場合もサーバーにバックアップデータを保存し、そのデータをダウンロードする流れになります。
      エラーメッセージの「Out of disk space. 」の通り、サーバーの空き容量が足りていないということはないでしょうか?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    IT は、Apple、Google が特に好き。 音楽は、The Stone Roses、Johnny Marr が特に好き。 好きな飲み物は、ビール。 好きな食べ物は、ラーメン。 以上です。