
次期 Mac OS X 10.10 Yosemite のリリースが待ち遠しい今日この頃です。コンピュータ好きには珍しくないと思いますが、私は新しい機能を早く試したい方なので、正式リリースされたら、不具合承知でいつもすぐにアップデートしています。
これまで幸い致命的な不具合に遭遇したことはなく、一時的に使えなくなってしまったアプリは、対応されるまでいつも我慢しています。
「Asepsis」もいつも Mac OS のアップデート後、しばらくしてから対応されるので我慢していましたが、できれば我慢したくないアプリの筆頭格でした。
Asepsis とは
Mac で不可視ファイルやフォルダを表示していると、「.DS_Store」というファイルが表示されるのですが、このファイルは Finder に関係する情報を保存しているため、フォルダを開くと必ず作成されます。これが正直、邪魔なんですよね。そんな「.DS_Store」をうまいこと一箇所にまとめてくれるありがたいアプリが「Asepsis」です。
Asepsis については以前、こんなメモも残しているので、よければ参考にして下さい。
Macの邪魔なファイル「.DS_Store」と上手につきあう方法 | R
公式サイトはこちら
Asepsis is a system utility for prevention of .DS_Store files
アプリの効能から言って、一時的にでも使えない時があるとあまり意味がないんですよね。なぜなら「Asepsis」が使えない間も、Mac を使うとせっせと「.DS_Store」が作成されているわけで、「Asepsis」が Mac のアップデートに対応してから、作成されてしまった「.DS_Store」を削除しなくてはいけなくなってしまうので。
ところが今回は、次期 Mac OS X 10.10 Yosemite リリース前に対応してくれました。ありがたや。これで、Yosemite がリリースされたら、いつにもまして素早くアップデートできます。
Asepsis 1.5 のアップデート内容
released on July 27, 2014
- NEW Compatibility with OS X 10.10 (Yosemite).
- IMPROVED Asepsis updater reports errors via notification instead of alert box (issue #14).
- IMPROVED asepsisctl migratein preserves file attributed (issue #12).
- IMPROVED Better method of detecting and installing codesign command (issue #15).
- IMPROVED After system reboot, Asepsis updater waits 3 minutes before doing update check.
- IMPROVED Asepsis updater waits 2 hours if network was not reachable 3 minutes after reboot.
- REMOVED OS X 10.7 (Lion) is no longer supported.
バージョン 1.5 から Lion には対応しなくなったみたいなので、気をつけて下さい。
まとめ
いつも、Mac をアップデートしたあと、「Asepsis」が対応するまで「.DS_Store」があちこちに作成されるのが憂鬱でしたが、今回の Yosemite はそんな心配なく、すんなりアップデートできそうです。
ますます、Yosemite のリリースが待ち遠しい。