
仮想化ソフトは VMware Fusion 3、4、5 とずっと VMware Fusion を使ってきました。Windows から Mac に乗り換えたときに、仮想化と言えば VMware のイメージがあったので。しかし、バージョンアップしてもいつも代わり映えがしないので、去年は VMware Fusion 5 が動いていたため、6 にバージョンアップせず、ずっと 5 を使っていました。
ところが、Mac を Yosemite にアップグレードしたら、とうとう動かなくなってしまったので、前から気になっていた Parallels Desktop 10 に乗換えることにしました。
いきなり購入するのも何なので、まずは無償トライアルで試してみることにしました。
無償トライアルは、以下からダウンロードして、14日間試用することができます。
Parallels Desktop 10 for Mac
VMware Fusion 5 のイメージファイルを Parallels Desktop 10 のイメージファイルに変換する
VMware では Windows 7 と Mac OSX Mavericks を仮想化していましたが、まず Windows から試してみました。

新規仮想マシンの画面の左下「既存の仮想マシンを追加」から VMware Fusion 5 のイメージファイルを選択して、保存場所を指定すると、変換できます。

自動で変換してくれるので面倒なことはないのですが。変換中は少々 Mac のリソースを喰うので、Mac のスペックによっては寝ている間など使っていないときに変換したほうがよいかもしれません。

寝ている間に終わっていたので、起動してみました。


無事起動できました。起動できたんですけど。
ネットに繋がっていなかった
起動後、ネットに繋がっていないことが判明しまして。確認してみたところ、ネットワークアダプタがありませんでした。(最近、Windows を使わなすぎてデバイスマネージャをどこから開いたか思い出すのに、3分ほどかかりました…。まずいな。まぁ、いいか。)
ネットワークアダプタがない理由がしばらく分かりませんでしたが、なんと仮想マシンのハードウェアでネットワークが有効になっていませんでした。これは少しハマりました。普通使うだろ?

ネットワークアダプタは、仮想マシンの設定を開いてハードウェアのところで有効にできます。それと、仮想マシンが起動していると、左下の「+」ボタンを押してもネットワークが選択肢として出てこないので、追加できません。仮想マシンを終了してから、追加して下さい。
これもハマった理由です。上のスクリーンショットのように「このページの一部の設定は、仮想マシンをシャットダウンするまで変更できません。」と注意がでていますが。
グレイアウトしている項目があったので、項目自体はすべて表示されているものだと思って作業していました。まさか表示されないものがあったとは。
ちなみに、私はブリッジ接続にしています。その方が本当のマシンと同じように使えて、いろいろ考えなくて良いかな? ぐらいの理由ですが。
Parallels を使うのが初めてなので。これがレアケースなのか分かりませんが。もし仮想マシンの変換後にネットワークアダプタがなかっり、あるはずのデバイスがなかったら、Parallels の仮想マシンの設定も疑ってみるとよいと思います。
まとめ
ちょっとしたトラブルはありましたが、基本的には自動で変換してくれるので簡単でした。
ちなみに、VMware から Parallels に変換すると、別のマシンという認識になって、Windows の再認証が必要になります。これが一番めんどくさかった…。なんで今時、最終的に電話なんだよ? 対応してくれたお兄さんに「面倒くさいですね」と言ったら、お兄さんの反応もドライなものでした。きっとお兄さんもバカバカしいと思いながら、対応しているに違いない。
次に Mac OS X Mavericks を変換しましたが、起動しなかったので Mavericks は別の方法で移行しました。それは、別にメモしたいと思います。
追記: Mavericks も移行しました。
Yosemite で起動しなくなった VMware Fusion 5 から Parallels Desktop 10 に乗り換えた。その2 ゲスト OS は Mac OS X Mavericks。 | R