
iPhone の Inbox by Gmail のアプリがアップデートしてユニバーサル化し、iPad にも対応しました。そして日本人としては懸案事項であった、本文に日本語で入力できない問題も解消しています。ついでにメニューも日本語化されました。
しかしまだ検索については日本語の入力がまともにできず、完全には日本語に対応できていません。それでも本文に日本語で入力ができるようになったので、メールアプリとして最低限のことはできるようになったと言えるかもしれません。
現在のバージョンは、1.2.0 です。
Inbox by Gmail とは
Inbox は、かねてより Gmail の新アプリ、新インターフェースとして噂があり、昨年 10月に満を持してリリースされました。Gmail の新しいプロダクトということで、当初から話題になっています。しかし、未だ招待制をとっております。
「 inbox@google.com 」に Gmail から空メールを送信して、承認されるのを待つ必要があります。もしくは、周りに既に Inbox を使っている人がいれば、招待して頂くか。たまに「 #InboxHappyHour 」なるキャンペーンをやっていて、その時は全員承認してもらえるので、そこを狙う手もあります。Twitter で @inboxbygmail をフォローしておきましょう。
2015/05/29 追記
招待制は廃止されて、誰でもすぐに使えるようになりました!
Inbox by Gmail の特徴は、メールをタスク化する事にありますが、今回は使い方などはすっ飛ばします。
日本語への対応
メニューは日本語に対応しました。以下のスクリーンショットは左が、アップデートしていない iPhone 4S で、右がアップデートした iPhone 5s です。
うん、日本語になっとる。しかし、油断大敵。
左がメールの作成画面で、右が検索画面です。
本文にはちゃんと日本語が入力できるようになりました。
ところが検索は、上のスクリーンショットのように残念な結果に…。「ジョニー・マー」を検索したかったんですけど。「しじよょにーままー」となっております。何のことやら…。
検索したい文字を入力し始めるとインクリメンタルサーチが始まって、インクリメンタルサーチが始まると変換していない文字も確定されてしまうみたいです。
検索できない Google のアプリって言うのも、なかなか乙なものです。
2015年3月28日 追記 : 日本語の検索もできるようになりました。
iOS の「Inbox by Gmail」アプリで日本語の検索ができるようになった!
余談ですが、ウェブ版も進化しました
今まで、ウェブ版は Chrome でしか使えなかったんですけど、Safari、Firefox にも対応しました。Safari に対応してくれると、Mac ユーザーは嬉しい方も多いかと思われます。
IT よりでないサービス (銀行とか) で何かあって Chrome を使っていると、二言目には IE で使って下さいとか言われますからね…。OS、Mac だって言っているのに…。Mac は無視ですか? ホームページに Safari 対応って書いてありますけど。
まとめ
アプリの動作もよろしくて、気に入って使ってはいるんですけど、特徴であるメールをタスク化する辺りについては、それほど活用できていないです。個人アカウントではメールがタスクの起点になることが少なくなっていることも関係有ると思います。
個人アカウントに仕事のメールなんてほとんど来ないし、友達とはメールより、iMessage、Facebook Messenger、Google Hangout、のいずれかで連絡を取ることがほとんどになってきました。
友達にメールを出すのは、メッセンジャーでは読みづらくなりそうな長文を出す時ぐらいです。そして、長文を友達に出す機会もそんなにないし。
今のところ iPhone じゃなくて Mac で処理したい内容が含まれたメールは Inbox でスヌーズして、家に帰った頃に再度、通知してもらうという使い方をしています。この辺りの機能は、仕事でヘビーに使っている人にこそ、活きてくるんでしょうね。きっと。