iOS 8 の新機能、アプリケーション拡張(App Extension)に対応したアプリが続々と登場していますが、OmniFocus 2 for iPhone のアプリケーション拡張機能は、1Password に並んで最も重宝しております。
特に OmniFocus のウィジェットは素晴らしい。
公式ブログ
New OmniFocus extensions for iOS 8 – The Omni Group
OmniFocus 2 for iPhone のウィジェット
通知センターにウィジェットを追加する方法はこちらを参考にして下さい。
iOS 8 の通知センターにウィジェットを追加する方法 | R
ウィジェットでは OmniFocus の「予測」で確認できる今日が期限のタスクのうち、期限が迫っているものから4つ表示されます。完了したタスクをクリアすることもできます。
5つめ以降は「とその他 X件…」とまとめられます。そして「とその他 X件…」の部分をタップすると、OmniFocus が開きます。また、タスクをタップしても OmniFocus を開くことができます。
もともと iPhone では「予測」を一番良く使っていたため、これは本当に便利。表示数もちょうどいいように思います。ウィジェットではサクッと次のタスクが確認できれば十分で、あまり沢山表示されても邪魔になると思うのですよ。その他のタスクの確認は、簡単にウィジェットから OmniFocus 本体を開けるので、これで十分です。
通知センターの「今日」の項目で OmniFocus の「今日の予測」を確認できて、完了したタスクをクリアすることもできるのだから、ウィジェットとの相性は抜群です。素晴らしい。
まさに Today Extension !
Safari から OmniFocus 2 for iPhone にタスクを登録
共有ボタンから(Share Extension)
Safari の共有ボタンに追加する方法は、Evernote の記事ですが こちら を参考にして下さい。
Safari の共有ボタンから OmniFocus をタップするとメモに URL が入った状態で、このようなウィンドウが開きます。
そして、プロジェクトとコンテキストもその場で、設定することができます。
これも素晴らしい。
共有ボタン と ブックマークレットの違い
iOS 7 まではこんな便利なことはできなかったので、Safari からはブックマークレットを使っていました。
ブックマークレットの場合は、OmniFocus のアプリそのものが開きます。メモに URL が入るところは一緒ですが、アプリが開くので、当然全て設定することができます。
余談ですが、期限をタップすると、本日の日付とデフォルトとして設定した時間がワンタップで設定できます。これで、新しいタスクを予測に表示することができます。
Inbox はつい確認するのを忘れてしまうけど、「予測」はよく確認するので、予測を開いた時にあとからプロジェクトやコンテキストを設定するという使い方をしています。
これでとりあえず、サクッと OmniFocus に追加して、その上で OmniFocus に入れっぱなしになるのを避けています。
そんなわけで共有ボタンと使い分けて、これからもブックマークレットも使えそうです。
欲を言えば、共有ボタンにも期限が欲しかったけど。共有ボタンはスピードも大切だから、機能が絞られていたほうがよいのかな?
まとめ
iOS 8 の アプリケーション拡張機能(App Extension)を活用したアプリがいろいろ登場していますが、その中でも OmniFocus はかなりセンスを感じたといいますか。
びっくりするような機能追加はありませんでしたが、ユーザーの利便性が向上するような、タスク管理アプリとして本当に必要な機能をうまいこと追加してくれた気がします。さすがだな~と、勝手に感心してしまいました。