Finder のアイコン、めっちゃ笑顔ですが。時折、Finder の CPU 使用率が 100% とかになり、非常に動作が緩慢になる時があります。Finder の調子が悪いと、悪影響を及ぼす範囲も広く、Mac を使うのが全く楽しくなくなります。
こんな時は、Mac を再起動しなくても、たいてい Finder を再起動すれば解消します。
そこで Finder を再起動する方法を、まとめてメモしておきます。
再起動してもウィンドウの復元を有効にしていれば、再起動前に開いていたフォルダは、再起動後も基本的にそのまま開いてくれるので、Finder が調子悪くなっても気軽に再起動できます。
Dock の Finder アイコンから
私はいつも、一番お手軽と思われるこの方法で再起動しています。
Dock にある Finder アイコンを Option キーを押しながら右クリック。
すると「再度開く」というメニューが表示されます。
このメニューで、Finder を再起動できます。
「アプリケーションの強制終了」から
Dock のアイコンと並んで、お手軽な方法です。
「アプリケーションの強制終了」は、Command + Option + Esc で開きます。
「アプリケーションの強制終了」が開いたら Finder を選択して、「再度開く」ボタンをクリックすると再起動できます。
ちなみに。
長いこと Mac を使っている方は、ご存知かと思いますが。通常は「再度開く」ではなく「強制終了」ボタンになります。
ターミナルから
Mac は、GUI を備えた OS ですから、文明の利器であるマウスを使用したいところですが、何気にこれもお手軽です。
なぜなら、入力するコマンドは。
killall Finder
たったこれだけ。
ターミナルを Dock に登録しておけば、即実行できます。
1 | killall Finder |
killall と Finder の間に半角スペースを入れ、Finder の「F」は大文字です。
入力できたら、return キーで実行あるのみです。
アクティビティモニタから
最後にアクティビティモニタから終了する方法です。多分これが一番めんどくさいです。しかもたまに Finder が帰らぬ人となることがあるので、あまりお勧めしません。(環境や状況にもよるかもしれませんが。)
アクティビティモニタの場合、アプリだけでなくいろんなプロセスが表示されます。「エネルギー」タブなら、アプリだけ表示できますが、バックグラウンドで動作しているものも表示され、「アプリケーションの強制終了」に較べると Finder を探しづらいです。
検索しましょう。
見つかったら。Finder を選択して、左上の「X」のアイコンをクリックします。
そして、終了をクリック。「アプリケーションの強制終了」と違って、こちらは再起動ではなく、終了になります。終了したら、Dock のアイコンから起動してください。
まとめ
私の環境では、El Capitan になってから、Finder の CPU 使用率が 100% になることが増えました。頻度は決して高くはないんですけど、Yosemite の時はそんなことありませんでした。
ただ OS X 10.7 Lion から一度も初期化などせず、継ぎ足し継ぎ足しでだいぶ熟成しているので、この症状が El Capitan によるものか、私の使用している iMac の環境によるものかは不明です。
発症する頻度も低く、解決策もあり、その方法もお手軽なので、今のところそれほど気にしていないです。気にならないレベルです。
しかしFinder の再起動で改善がない場合はこちらも参考にしてください。