昨年リリースされた iOS 8 と Mac OS X Yosemite 10.10 から iCloud が進化して、iCloud Drive となりました。しかし、何故か iOS 8 では直接アクセスする手段が純正では用意されていませんでした。それが iOS 9 でようやくアプリが追加されて、iPhone や iPad からも直接アクセスできるようになりました。
ただし、初めに設定が必要です。
iOS 9 で iCloud Drive を「ホームに表示」する方法
何故か、デフォルトでは iCloud Drive のアプリはホームに表示されていません。Apple Watch を持っていない人は 100%使わないであろう Watch アプリは容赦なく追加されるのに、既に使っている人が多そうな iCloud の機能を補完する iCloud Drive のアプリがわざわざ設定しないと表示されません。何故なんだろう? 謎だ。
まずは、設定アプリを開いて、「iCloud > iCloud Drive」と進みます。
もしくは、iOS 9 から設定アプリ内を検索できるようになったので、検索してもよろしいかと。
設定アプリを開くと一番上に、検索窓があります。そこで、「icloud」などと検索すると「iCloud Drive」も出てくるはずです。
iCloud Drive が開けたら、「ホーム画面に表示」をオンにします。これで、ホームに iCloud Drive のアプリが追加されます。
iClud Drive が追加されました!
日付、名前、タグで並べ替えたり、右側のアイコンでリスト表示に切り替えたりできます。
で、ここにタグとあるのが気になったんですけど。そんなものどうやって付けるのだ? メニューも特に見当たらない。
iOS 9に内蔵された新しいiCloud Driveアプリケーションを使えば、日付、名前、あなたがMac上で加えたタグで、簡単にファイルを検索したり、内容をチェックすることができます。
「あなたがMac上で加えたタグで」う、うん。
タグは、どうやら Mac で付けるしかないようです…。
まとめ
Apple が iCloud でやっていることって、どうもやる気を感じられないんですよね。Mac の iCloud Drive も決して使いやすくはないし。ないよりはましですけど…。
もしかして iCloud Drive のアプリが、デフォルトでは無効になっているのも、オマケぐらいにしか考えていないからとか?
長年満足して使っている Dropbox から、わざわざ iCloud Drive に乗換える積極的な理由が、今だに見当たりません。
いまいち、活用できていないです。今後に期待です。(って、iCloud が登場した時からずっと言っているような気がします。)
あ、でも。アプリのデータや設定を、Mac、iPhone、iPad で同期できているのは、便利だし助かっているから、なくなると困りますけどね。