
Sublime Text はプロの方などに絶賛の高機能テキストエディタなのですが、初心者の私も絶賛です。見た目もプロっぽくってカッコ良いし。その気にさせてくれます。
本のタイトルは正しくは「Web制作者のためのSublime Textの教科書 今すぐ最高のエディタを使いこなすプロのノウハウ」です。
「Web制作者のための」というところが初心者の自分にはこそばゆくて、このメモのタイトルに入れられませんでしたが、基本的な内容から解説されているので「ど素人にもためになる」書籍です。
Sublime Text を使っていて「ここ、こうできないのかな?」とか思ったときに、ど素人ゆえになかなか適切にググることができないことが多々あります。Web の勉強をするために使い始めたのに、ツールの使い方を解決するのに時間がかかってしまっては、本末転倒。また、知らないがゆえに便利に使いこなせていない懸念もありました。
使い込んでゆくうちに徐々に解決する面もあると思いますが、今は覚えたいことが沢山あるので、こういった一冊にまとめてくれている書籍はありがたいです。
「Sublime Textの教科書」の内容
出版元のインプレスさんのホームページから
Web制作者のためのSublime Textの教科書 今すぐ最高のエディタを使いこなすプロのノウハウ | Impress
ちなみに、こちらで 第1章「Sublime Textを導入しよう」のお試し版PDFが無料で配布されています。
第1章 Sublime Textを導入しよう
- 1-1 Sublime textとは
- 1-2 Sublime Textのダウンロードとインストール
- 1-3 Sublime Textの画面解説
- 1-4 対訳付きメニュー一覧
- 1-5 Sublime Textの環境設定
- 1-6 パッケージのインストール
- 1-7 日本語環境の設定
- 1-8 テーマの変更
第2章 覚えておきたい標準機能
- 2-1 基本的な編集機能
- 2-2 コーディングルールに対応する
- 2-3 プロジェクトの活用
- 2-4 コード入力に役立つ機能
- 2-5 HTML/CSSに役立つ機能
- 2-6 プログラミングに役立つ機能
第3章 パッケージで機能拡張しよう
- 3-1 パッケージについてもっと詳しく知っておこう
- 3-2 パッケージを管理する
- 3-3 パッケージの探し方
- 3-4 パッケージを開発する
第4章 プロが教える特撰パッケージ
- 4-1 どんなときにも役に立つ必須パッケージ
- 4-2 Web制作に役立つパッケージ
- 4-3 EmmetやHayakuでHTML/CSSの入力を効率化する
- 4-4 JavaScriptでの開発に役立つパッケージ
- 4-5 サーバサイドからMarkdownまでさまざまな言語用のパッケージ
- 4-6 ソース管理システムや簡易Webサーバを運用する
付録
- ショートカットキー一覧
- 環境設定一覧
こんな具合に盛りだくさんです
特に嬉しかった内容
その1「第1章 1-4 対訳付きメニュー一覧」
インストールしてすぐに日本語化してしまったので、ググったときに、たまにどのメニューのことを言っているのか探しまくる時があるので、これは助かりました。
その2 「第4章 プロが教える特撰パッケージ」
パッケージは、SublimeText の魅力のひとつだと思いますが、ネットで SublimeText の導入を解説するような記事を見ても、大抵簡単な説明がついてるだけなので、今の自分のスキルでは、今ひとつピンとこないときも多いです。
専門用語が分からなかったりすると、その用語をググっているうちに、「このままでも便利だしパッケージいらね」となってしまうので、これは正に欲しかった内容です。丁寧に説明されていて何をするためのパッケージかわかるので、そのパッケージが今の自分に必要か、必要でないかを判断しやすかったです。
その3 「付録 環境設定一覧」
(おそらく誤植だと思いますが書籍の目次では、何故か「用語集」になっていました。)
自分好みに設定したくても何ができるのか全く分からなかったし、ググって出てきた情報を理解する参考にもなりそうです。
まとめ
書籍のどような箇所が役に立つかというのは、読み手のスキルによって変わってくると思いますが、今の自分には上記のような内容がとても参考になりました。
すぐに使えそうなところは熟読して、いずれ使えそうなところや、使ってみたいけどまだそのスキルがないという内容には付箋を張りながら読でいたら付箋だらけになってしまいました。

内容が充実しまくっているので、熟読した箇所もすべて身につけられたわけではないし、内容によっては今は全くわからないところもありました。今後、正に「教科書」として活躍してくれそうです。



























