iPhone をバックアップするときに、「iPhone がコンピュータから取り外されたため、iPhone”xxx”をバックアップできませんでした。」というエラーが出てバックアップできない時があります。
このエラーの厄介なところは、「iPhone がコンピュータから取り外されたため」と言っているにもかかわらず、取り外していなくても表示され、そのため本当の原因がまるでわからないところにあります。
以前に「iPhone がコンピュータから取り外されたため、iPhone”xxx”をバックアップできませんでした。」というエラーの対処法というのを書いてこれで回避できていたんですけど。最近は、それでもバックアップできずにほとほと困っておりました。
既存のバックアップに問題があると思われる場合
こちらは、先ほどちょっと触れましたが、以前に書いた以下のメモを参考にしてください。
簡単に説明すると、既存のバックアップが何かしらの理由で破損してしまうのか? もしくは新しくバックアップしている時に整合性がなくなってしまうのか?
はっきりとした原因は全くわかりません!
原因はわかりませんが、とにかく既存のバックアップデータを削除して、まっさらな状態でバックアップするとうまく行くという状況です。
今までは、これで何とかなっていたのですが。これでもうまくいかない場合もありました…。
iPhone のアプリのデータに問題があると思われる場合
このところ iPhone 6s をバックアップするとこのエラーが頻発して全くバックアップできず。Mac に保存されているバックアップデータを削除して何回もやり直したんですけど。やはり「iPhone がコンピュータから取り外されたため、iPhone”xxx”をバックアップできませんでした。」と言われる始末。
そこで今回は、Evernote を削除してからバックアップを行ったところうまくいきました。
こちらも、はっきりとした原因は全くわかりません!
なぜ、Evernote を削除したかといいますと。
私は Evernote をプレミアムで使用しているため、ノートをオフライン化する機能を使えるんですけど。この機能で、選択したノートブックのみオフライン化しているのです。
最近そのノートブックの選択を変更したり、頻繁にノートブックそのものを変更したりしていたので、相当なデータの書き換えがあったものと思われます。
そこで Evernote のデータがおかしくなったのではないかと仮定して、Evernote を削除してからバックアップしたらうまくいきました。
たまたま当たりがついたからいいようなものの。見当もつかなかった場合、片っ端からアプリを削除する羽目になる…。
まとめ
ライトニングケーブルに問題がなく、Wi-Fi で接続している場合は接続が安定していて、Mac や PC の USBポートにも問題がないなど環境に問題がない場合は。
- Mac、PC に保存されている既存のバックアップを削除する
- iPhone から疑わしいアプリを削除する
今まで経験した範囲ではこんなところになります。この順序にした理由は、2 より 1 の方が比較的、手間がかからないからです。
アプリを削除する方は、どのアプリに原因があるのかわからない場合がほとんだと思うし。その挙句、削除したものを手動で元に戻さなくてはいけません。
バックアップを削除する方は、ひとまず別の場所に移動しておいて試してみることもできるし。成功すれば自動的に元通りです。
それにしても、既存のバックアップを削除する方法は、せっかくバックアップしたデータを削除するわけで。もしもその後もうまくバッックアップできなかったらどうするんだ? という感じだし。元に戻せるように移動しておいた場合も、最新のバックアップではないし。
iPhone のアプリを削除する方法も、今からバックアップしようとしているものの一部を削除するという本末転倒な解決策。なおかつその後、削除したアプリを元に戻さなくてはいけないわけで。
バックアップするために削除して、その後手動で元に戻すという…。なんとも間抜けな手段。
いずれの場合も原因は全くもって不明だから、バックアップができなかったら試してみるしかありません。もっと根本的な解決策はないのだろうか?