“写真” のライブラリにはキャシュとか、サムネイルとか含まれていて、iCloud フォトライブラリを有効にしても、”写真” のライブラリサイズそのままを iCloud で消費するわけではないだろう思って。恐る恐る Mac の “写真” で iCloud フォトライブラリを有効にしてみました。
でもやっぱり 5GBでは、足りませんでした。iCloud ストレージをアップグレードしなさい。と軽く諭されました。
Mac の ”写真” で iCloud フォトライブラリを有効にする方法
iPhoto から移行する時に有効にしなかった場合は、「Command ＋ , 」を押して設定を開きます。すると「iCloud」というタブがあり、そこに iCloud フォトライブラリを有効にするメニューがあります。
私は、更にそのオプションにある「オリジナルをこの Mac にダウンロード」を何とか有効にして母艦に完全にデータが残るようにしたいのですよね。それも楽して。
わたくしの母艦は iCloud ではなく、iMac であります。
“写真” のライブラリは14.79GBだったけど、全部が写真と言うわけではない
14.79GB の “写真” のライブラリで iCloud フォトライブラリを有効にしてみたら、9.94GB の iCloud の容量が必要だと言われました。
しかし “写真” のライブラリには写真以外のファイルが含まれています。例えば、設定ファイルやらキャッシュやらサムネイルですね。これを含めてしまうと環境によって全く違ってきてしまい参考にならないと思うので、もう少し探ってみました。
“写真” のライブラリを右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリックすると、内容物を見ることができます。iPhoto と同じですね。ただし iPhoto から移行した場合、元の iPhoto ライブラリへのハードリンクになっているそうです。
iPhoto から移行した場合のハードリンクなどの仕組みについては、こちらがとても参考になりました。
Appleの新しい写真アプリはiPhotoライブラリをTimeMachineと同様ハードリンクを使用し移行するため、ユーザーはストレージ容量を気にせず移行することが可能。| Appleちゃんねる
Apple 公式サポートページにも説明がありますが、まだ日本語になっていませんでした。
Photos saves disk space by sharing images with your iPhoto or Aperture libraries – Apple サポート
難しいことはおいておいて、ライブラリの中身が開けたら、オリジナルの画像が入っている「Masters」というフォルダのサイズを確認します。8.25GBでした。約2割増しといった感じでしょうか。
また、編集したファイルは同じくライブラリ内の「Previews」に入っているみたいなのですが、こちらは 2.83GBでした。この2つのフォルダで 11.08GB。
しかし「Previews」の方には、オリジナルのサイズが小さい場合に拡大した画像も入っているようなので、これはアップロードされないと仮定すると 9.94GBと言うのは妥当なサイズな気がします。
まとめ
せっかくの iCloud フォトライブラリだし何とか活用したいけど、iCloud のストレージ容量が足りるか気になる、課金するか迷っている、ぎりぎり足りるかもしれない。
そんな場合はとりあえず有効にしてみるといいと思います。足りなければ、アップグレードしなさいと言われるだけで、いきなり課金されたりしません。しかもどのくらいの容量が必要か知ることができます。
データがどうなるのか分からないと完全に移行する気になれないので、いろいろ探っております。
”写真” の中には今はまだ、明らかに iCloud に置いておく必要がない画像も入っているのでまだまだ減らせます。しかも、月 100円で 20GB。私の場合は 20GBあれば余裕がありそうです。
いかん。また安易にりんごを肥やすところだった。写真だけだと、どーも課金する気になれないので、課金する場合はおそらく余ってしまうであろうそのストレージを他にも活用できるか考えてからにしようと思います。iCloud ってほんのりポンコツだし。
iTunes Match と統合してくれないかな。音楽なら大好きだから。既に課金しております…。
