iOS 8.4 と Mac OS X 10.10.4 がリリースされ、iTunes も 12.2 にアップデートされました。私のメインマシンの iMac と iPhone 5s もさっそくアップデートしたのですが。iTunes から iTunes Match のメニューがなくなり、世の中も Apple Music に沸き立っていて、全然この変更に触れられていないと思うんですよね。
iTunes Match に触れたとしても、アップロードできる曲数が増えた話とか、Apple Music との絡みの話ばかりで。
アップロードした曲を iOS 8.4 の iPhone でダウンロードする方法が、やっと分かりました。Apple には、Music もいいけど、Match もね。と言いたい。
iTunes のメニューに iTunes Match がなくなったけど…。
確かにいたんですよ iTunes のメニューに iTunes Match が。iTunes 12.1 までは…。
それが、無くなっとるわけですよ。
今年も契約更新した私の立場は?
どうやら、iTunes の設定を開いて「一般」にある「iCloud ミュージックライブラリ」にチェック入っていれば良いみたいです。iTunes 12.1 で iTunes Match が有効だった私の iMac は、12.2 にアップデート後も自動でチェックが入っていました。
Mac の iTunes については、設定を開いたら「iCloud ミュージックライブラリ」がすぐに見つかって、ググったら結構出てくるので。ああ、これでいいのか。と、なったんですけど。
iPhone の「ミュージック.app」で「設定」にあった「すべての曲を表示」はどこに行った?
こちらは、探しまくりました。ググっても出てこないし。今にして思うと、全く予想していなかったところにあったので、ググり方も悪かった気もしますが。
現状、ダウンロード済の曲しか表示していなかったので。これが見つからないと、ダウンロードしていない曲が選べないから、追加でダウンロードできないのですよ。ストリーミングもできない…。
すべての曲を表示する方法を確認する前に、まず「iCloudミュージックライブラリ」が有効になっているか確認しておきましょう。
iPhone の「iCloudミュージックライブラリ」の設定は、設定アプリを開いてミュージックの中にあります。
「すべての曲を表示」とは
iOS 8.3 までは「設定」アプリの「ミュージック」の中にありました。LTE などモバイル通信中にダウンロードしていない曲を再生してしまうと、予期せぬ通信量になりかねないので。いつも iPhone で聴きたい曲をダウンロードしたら、この設定は無効にしていたんですよ。
iOS 8.4 では「ミュージック.app」にありました。
ミュージックアプリの My Music でライブラリを開き、「アーティスト」をタップします。ここの表記は場合によっては「アルバム」「曲」「ジャンル」「作曲者」のいずれかの可能性もあります。
すると、メニューが開き「オフライン再生可能な項目」と名前を変えてはいますが、やっと再会出来ました。分かりづらっ。私だけ?
このチェックを外すと、ダウンロードしていない曲も表示することができます。
そもそも私は、アーティスト以外の表示の仕方もわかっていなかったので、いろいろ解決しました。
しかし、分かってしまうとこっちの方が扱いやすいですね。わざわざ設定アプリで設定を変えてから、ミュージックアプリに戻ってダウンロードして。事が済んだら、また設定アプリを開いて、元に戻して…。という手間がなくなりました。
ちなみに。
「・・・」こんな、点3つをタップすると、いままで通りアップロード済の曲をダウンロードしたり、ダウンロード済の曲を削除したりできます。
ダウンロード済の曲を iPhone から削除するときは「ダウンロードを削除」、追加でダウンロードするときは「オフラインで再生可能にする」です。
まとめ
メニューの場所が全く変わってしまい、ボタンっぽくないとところが実はボタンで、そこからメニューが開くという。(よく見ると、下向きの矢印のようなものがありますが…。)
かなり探しました。しかし分かってしまうと、前より扱いやすいかもしれない。少なくとも、ダウンロードした曲だけの表示と、すべての曲の表示の切り替えは、iOS 8.4 の方がスムーズです。
iPhone の「iCloudミュージックライブラリ」の設定もミュージックアプリの中に移してしまえばいいのに。